知ることは武器になる



そして、みんな行ってしまった。




東京に一人残されたゆうくんです。こんにちは

今、ぼくは秋葉原にいます。


全然可愛くないメイドばかりがいる冥土喫茶に行って、600円もするジンジャエールを飲んでしまった話とかはどうでも良いですよね。



それより、皆さん「知る」と言うことは非常に大切なことだと僕は伝えようと思い、今、駅で携帯電話でタイピングをしているところです。


こうみえて実はわたくし、電化製品が非常に好きで、先ほども秋葉原のディープな家電を見て回ろうと思い歩いていたのですが、この街の物量の多さにビビり、もう駅に戻ろうとしてるとき、不覚にも謎のインド人に捕まってしまいました。

強引にインド関連の音楽DVDや映画DVDを買わされそうになったので興味ないと言うと、今度はやたらペラペラでダサいTシャツを激プッシュしてきました。

「ほら、このTシャツのフロントにはインドの文字が書かれていてカッコいいでしょ」
などと言うので、とりあえずなんという意味の文字かと聞くと、意味ではなく発音を教えてくれたのです。

怪しく思った僕は、再度この文字の意味を訪ねると、今度は
「これは、インドの○○って地方の言葉だよ」
と言うのです。

だから僕は再度、これは日本語ではどういう意味かと訊ねると、やっと「英語で例えたらABCと言う意味だと」教えてくれました。



日本語にすると『あいうえお』です。
デザインと共にダサさが激しく増しました。



なので、金がないと断り立ち去ると、
今度は道でチラシを配っているおば…お姉さんがいて、基本的にチラシは受け取る主義の僕は、例に漏れることもなくそのチラシを受け取ったわけです。


その瞬間。

「ありがとうございます!ちょうどそこで、展示会を無料でやってるので、見てって下さい。シルクスクリーンという技法を使った絵画です。」





怪しい臭いを嗅ぎ付けた僕は、断ることなく展示会場へと足を進めると、そこにはとても美しくてお手本のような、全く心を揺さぶられない絵画の数々が並べられていました。


絵画の下には値段が書かれていて、展示と同時に販売も行っているようでした。






ただ…






そのお値段なんと160万円!!!




全部数字で並べると、



1600000円!!!!




安い絵でも100万円はします。


そして、会場内では女性の案内人が若い男性客に絵の販売を勧めています。
こんなん買うわけねえだろと思う僕をよそに、この絵についての物語を熱く語る女と、それをふむふむと聞く男性客。


ところどころ、女が客を下手くそに誉めまくっているが、まんざらでもなさそうな客に呆れながら歩を進めると、また話をする女とそれを聞く男性客がいて、会話の内容は見事にローンの支払い方法の説明。


僕は衝撃的でした。
これは僕の美的感覚とか、収入の話ではなく、こんなバカな絵が100万以上もするという話に。


なんて言ったて、この絵はシルクスクリーンなんです。


シルクスクリーンがなんなのかって?


そう、そこ!

そこです。

その無知を相手は利用しているのです。


一般に芸術を理解できる人間なんてそういるもんでもないし、値段が高いのできっと凄い人の書いた素晴らしい芸術なんだろうと思うしかないし、シルクスクリーンのことだって特にデザインに興味のない人は、きっとそれを特殊な技法かなんかだとでも思ってしまうのではないだろうか




あくどい。



あくどいぜ。







ちなみに、シルクスクリーンというのは、簡単に説明すると、色のついた精密な版画です。


主に皆さんの着ているTシャツのプリントはほどんどシルクスクリーンで刷られたものだと思います。

それくらいお手軽なものなんです。

そして、版画ということは、いくらでも量産ができるということです。



つまり、彼女たちが販売している絵は、額ブチ付きのやたら豪華なポスターだと考えていいわけです。



それが100万!




120万!!




160万!!!



そんなにするんです。



無知を利用し、それらしい難しい言葉や単語を使って、おそらく色仕掛けもする。



怖いもんです。



実際、僕がある程度の知識があると見るやいなや、なにを聞いても「分からない」の一点張り。


「これってシルクなんですよね?」

『いや、これはシルクスクリーンではないです。』





「他のはシルクなんですよね?」

『はい。勉強不足なもので、あんまり詳しいことは分からないですが…』



「ふーん…。一体、原画はいくらになるんですか?」

『この絵はちょっと分からないんですけど、通常原画は100万円〜1000万円くらい様々じゃないですか、ね…?』





「あぁ、そう。で、この紙質ちょっと変わってますね。なにに印刷してるんですか?」

『すみません、素人に毛が生えたようなもんで、それは私には分からないですね。』


「っていうか、今気付いたんですけど、なんでそこにディズニーの絵が売ってるんですか?」

『あ!?これはちょっと…えっと、、委託で販売してるだけで…ちょっと…。』



あれだけ、さも芸術を愛でる心があるように見せかけておきながら、別に僕が悪気なくただ聞いたつもりの質問でもこの有り様。



皆さまお気をつけ下さい。



無知というものは利用されやすいんです。

なにも知らないからこそ、良い顔して漬け込まれてしまう。




僕らが最近出したTシャツにしたってそうです。


知ろうとすることを大事にして欲しい。
そう思って作ったんです。

知ろうとするハングリーさがあればきっといつかその知識が自分を助けてくれる。



そして、なにも知らないままでいることは泣きを見ることがある。





別に、シルクスクリーンや、芸術に対して知れと言っているのではなく、赤の他人からのおいしい話や、都合のいい話なんて裏があると考えて下さい。


って感じね




悪徳だろうがカルトだろうが、金や仕事のためなら人は調子よく不感症になれるもんですから。



あと、他に言いたいことがあるけど、これ以上長くなると大変なので、ではここら辺で!!


グッバイ!!!
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