もっともらしい事を言ってギリギリセーフゾーンを増やす作戦

ゆーです!!
さてさて、まあもし今回のことや、そのバンドの一部のフレーズだけで、パンクスってのは、とりあえず過激なことを言ったりしてればそれがカッコいいと思ってるんじゃないのかなんて言う誤解があったらわるいので、ここからはちょこっとだけ時間をごめんなさい。




元来、PUNKとは、反暴力・反権力・反差別などのメッセージを訴える反骨の精神から生まれたものです。
ですが決して、ただただ過激な事を言えばみんなパンク、無闇に過激な行動をとってさえいれば全部パンク、というのとはちょっと違うわけです。

そこに、自信の信じる主張あってこそだと僕は思う訳です。

パンクに定義なんてないとも言うし、僕が小難しくどうこう言おうと、個人の一意見でしかないし、何より今回の苦情は曲に対してのものなので、話を軌道修正しなきゃ。


今回、問題視されたのはPIGMENというバンドなのですが、これはフェイフォンが持って来たCDで、僕もこの曲は今回初めて聴いたのであまり断言的には言えませんが、
ただ、このバンドの別のCD「サヨナラ クソ世界」というアルバムは僕も持っています。

確かに言ってしまえば歌詞表現はヒネクレまくってはいますし、このアルバムにも「戦争にゴー」という、タイトルから、いかにもな危険フレーズを放っている曲はありますが、内容自体は決してそれを肯定するものではなく、むしろアルバム全篇に渡って、戦争と出兵、軍事国家などについて問題提起している作品なのです。
そういうバンドが、ただ意味も無くブチコロセとだけ連呼しているようには思えません。

しかし、一般的には、パンクも何も知らない人がこれだけを聴いたなら勘違いするだろうことはもちろん理解しています。


まあこれはパンクバンドではないのですが、僕が好きでよく聴いている野狐禅(やこぜん)というフォークバンドがいるのですが、彼らは2003年に『自殺志願者が線路に飛び込むスピード』という曲をリリースしていて、一部のラジオ局でこれが放送自粛になったことがあるんです。
正直、曲調も歌詞自体も何も酷い事は言っていないし、むしろとても良い内容の曲なのですが、どうやらこの曲のタイトルである "自殺志願者が線路に飛び込むスピード" という言葉の語気が強すぎることが引っかかったようです

これがもし自殺者を助長させるような歌詞だというなら「自殺志願者が線路に飛び込むスピードで生きてやる」とはウタわないでしょう

まぁ、このタイトルの「自殺志願者が線路に〜」という表現は、ただ一般的に使われる "死ぬ気で〜"という表現をひねってるだけなんですけどね。
そこに衝動的な感情も一緒にぶつけた面白い詞なんだと少し考えれば分かるのですが、


んでも、どうやら人ってひとつの単語のインパクトで全てをイメージし、そこだけで評価や判断をしてしまうもんらしいです。



とどのつまりは僕らもそこを理解した上で、変にパンクを誤解されないようにこれからは放送時にもっと流す曲やアーティストの説明などを入れていかなきゃならんとダメなんですよね。




まぁ、なんにせよ、時間も時間だし子供が聴いてる可能性もあるわけで、その場合には"ブチコロセ"という表現は問題ありすぎですのでそこは反省ですね。

でも、苦情が来たとスタッフに言われたときに、反省するよりも先に「ちゃんと聴いてる人がいるんだ!」と、喜び、みんなで面白がったのは事実です。
そのときの態度のことは謝りません。



それと話は変わって余談ではありますが、ラジオの中編でしょうか、みんなでタンクトップとキャミソールの話をしていたとき、僕はずっとキャミソールのことをネグリジェだと勘違いしていました。
どうやら、キャミソールとネグリジェは違うのですね。
タンクトップと下着を比べるなんて無理があるんじゃないだろうかとずっと不思議に思っていたことはここだけの内緒です。




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それじゃあ、今回流したバンドの簡単な説明をしていこうと思います。




■オープニングで流れた曲はJ.U.U.M(ジューム)という名古屋のアナーコ・ハードコアパンクバンドの「THIS IS JAPAN, NOT U.S.A.」。

大まかに詞を訳すと、
戦後、競争社会の中で日本は多くの金を生んで快適な生活を得たが、多くの死者の上に立っていることを忘れてはいけないというウタ。

彼らのライブでこの曲を聴いたとき、
アメリカ化していくこの日本、そしてこの沖縄に来て、「ここは日本だ!アメリカじゃない!!」と、演奏中に叫んだことには震えたものです。



■続いて、2曲目3曲目に流したSuicide Machines(スーサイドマシーンズ)は2nd ALBUM『Battle Hymns』からの選曲です。

このアルバムは、戦争や、人種差別、若者の怒り等を綴った一番パワフルなアルバムと言われていて、スカとハードコアが見事なバランスで融合しているナイスなアルバムなのですが、このバンドのCDは作品ごとに当たり外れというか、好き嫌いが分かれるバンドですが、激しく陽気にノれる秀逸なメロディセンスを持っていることは間違いありません。



■んで、スーサイドマシーンズに続いて流れてきた曲は、LOS CRUDOS(ロスクルードス)という90年代のハードコアシーンにおいて最重要バンドと言われている、シカゴのバンドなのですが、彼らはアメリカに住んでいながら、多くの曲はあえてスペン語で歌っているのです。
少数派であるヒスパニック系の彼らが移民問題や差別問題などを自国の言葉で歌うことで、少数派で虐げられようとも、誇りを捨てていないことを訴えているのです。
そして現在は、さらなる少数派であろう、ゲイの人達に光を当てるべく、LIMP WRIST(リンプリスト)というメンバー全員ホモという構成で、ゲイ解放をウタっているのです。



■そして、なるべく食事中には聴きたくないであろう、SPACE INVADERS(スペースインベーダーズ)は、日本パンクシーンを代表するバンドのひとつであったTHE SWANKYS(スワンキーズ)のボーカルにより結成されたHIP HOPユニット。
初期ビースティボーイズを彷彿とさせるサウンドやノリで、毒を吐きまくっているが、僕は歌詞カードを読んだことがないので、詳しい中身まではわかんない。



■んで、今回問題視されたPIGMEN(ピッグメン)は,Vo結城悟(カラードライスメン),Ba風間コレヒコ(デラシネ/ノンポリラジカル),Gu宮本信(LUNCH/PSYCHO TRAP),Dr三國公一(DUDMAN)の四人からなるオルタナティブ・ハードコアパンクバンド。
ユーモラスな言語表現とスピーダラスな展開・変拍子は完全に僕のドつぼ。
ちなみに、今回問題になった「電話でブチコロセ」に込められたメッセージは、
病的、猟奇的になりつつある現代の殺人や、犯罪・事件をワイドショー感覚で切り取り問題視しているとのこと。




■最後に流れた曲は言わずと知れた日本を代表するホラーパンクバンドBALZAC(バルザック)。
そのスタイルはアメリカの伝説的パンク・バンド、MISFITSの独特なホラーロックサウンドと、デビロック・ヘアと言われる独特のヘアスタイルを本格的に継承し、ホラー映画のイメージコンセプトをさらに追求したホラーパンクバンドとして結成。…と公式サイトからそのまんま引用。
その強烈な見た目からヴィジュアル系と同一視されることもあるが、一度サウンドを聴けば、化粧では誤摩化せない実力とメロディセンスを持っていることが分かるはず。



以上!!

ぐだぐだと講釈たれてかっこよくないなー俺も
まぁ、とりあえず果たして次回はどうなるのか!
来週の放送をお楽しみに!!
コメント
Punkって深いですよね〜私は好きだなー最近専ら疎遠すけど。日記読んだら聞き始めたく成りました。
ラジオをリアルタイムで聞きたいすわっ♪
Posted by ヤシキ at 2009年01月19日 11:52
ホント深すぎて、うまく説明出来ない!
でも聴きたくなっていただけたならこれ幸い◆

ラジオはリアルタイムで聴くと寒すぎて苦笑いも出てこないので、WEB編集版で聴いてベストかと思われます!
Posted by ゆう at 2009年01月21日 07:50
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